野球撮影のカメラの選び方|初心者が知っておきたい4つのポイント

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「野球撮影をしたいけど、カメラの種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」

そのように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

野球は被写体が遠く、動きも速いスポーツです。ドーム球場やナイターでは暗さも加わります。撮影条件がはっきりしているぶん、カメラ選びで見るべき性能もある程度決まってきます。

この記事では、カメラ選びで確認すべきポイントから、フルサイズとAPS-Cの選び分け、予算の考え方までを解説します。この記事を読めば、自分に合う1台を絞り込む基準が分かります。

野球撮影の写りはボディとレンズの組み合わせで決まる

最初に押さえておきたいのは、野球撮影の仕上がりはカメラボディとレンズの組み合わせで決まるということです。

大きく分けると、それぞれの役割は次のとおりです。

  • ボディ: センサーサイズ・AF(ピント追従)・連写・高感度(ISO)
  • レンズ: 焦点距離・F値(明るさ)

どちらか一方だけが良くても、もう一方が野球撮影に合っていなければ実力を発揮できません。この記事ではボディの選び方を解説します。レンズの選び方は別の記事で詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。

【初心者向け】野球撮影のレンズ選び完全ガイド|基本ポイントからメーカー別おすすめまで

カメラ選びで確認すべき4つのポイント

野球撮影に向いたボディかどうかは、次の4つの性能で判断できます。

センサーサイズ(フルサイズ/APS-C)

センサーとは、レンズから入った光を受け取ってデジタル画像に変える、カメラの心臓部のことです。ミラーレスや一眼レフに使われるセンサーは、フルサイズAPS-Cの2種類が主流です。

  • フルサイズ: センサーが大きく、暗い場所に強い。ボケも作りやすく画質に余裕がある。そのぶん価格は高め
  • APS-C: センサーはひと回り小さいが、同じレンズを付けたとき35mm判換算で約1.5倍(キヤノンは約1.6倍)相当の画角(写る範囲)になるため、望遠撮影では有利。価格も手頃

「大きい方が上位」と思われがちですが、遠くの選手を撮る野球では、APS-Cの望遠効果はむしろメリットになります。どちらが向くかは後半で詳しく整理します。

AF性能

AF(オートフォーカス)は、被写体に自動でピントを合わせる機能です。野球撮影では、走る選手や投球フォームなど動き続ける被写体にピントを合わせ続ける力が重要になります。

最近のミラーレスには、人物の顔や瞳を認識して追い続ける被写体認識AFを搭載した機種が増えています。この機能があると、動きの速いプレーでもカメラ任せでピントが合いやすく、初心者ほど恩恵が大きいポイントです。

連写性能

スイングの瞬間やリリースの瞬間は、一瞬を狙って1枚だけ撮るのではなく、連写して後から良い1枚を選ぶのが基本です。そのため1秒間に何コマ撮れるか(連写速度)は要チェックです。

目安として、1秒あたり10コマ前後撮れる機種であれば、決定的瞬間を捉えやすくなります。あわせて、速度を落とさずに連写を続けられる枚数(連続撮影可能枚数)もスペック表で確認しておくと安心です。

高感度耐性(ドーム・ナイター対策)

ドーム球場やナイトゲームは、昼間の屋外に比べて光の量がかなり少ない環境です。暗い場所でシャッタースピードを保つには、カメラの感度(ISO感度)を上げる必要がありますが、上げすぎると画像がザラザラしてきます。

ISO感度を上げてもノイズが目立ちにくい性能を高感度耐性と呼びます。ドーム観戦やナイターが多い方ほど、この性能を重視しましょう。一般に、センサーが大きいフルサイズの方が高感度に強い傾向があります。

フルサイズとAPS-Cどっちがいい?

フルサイズとAPS-Cどちらが良いかは、撮影環境と予算によって変わります。以下を参考に、どちらが合っているか確認してみてください。

APS-Cが向いている人

  • なるべく初期費用を抑えて始めたい
  • 昼間の屋外球場やデーゲームで撮ることが多い
  • 望遠を効かせたい(同じレンズでも約1.5倍相当の画角になる)
  • 機材を軽くしたい

フルサイズが向いている人

  • ドーム球場やナイトゲームで撮ることが多い
  • 暗所での画質やノイズの少なさを重視したい
  • 長く趣味として続ける前提で、最初から余裕のある機材にしたい

迷ったら、自分がよく行く球場が屋外かドームかを基準に考えるのがおすすめです。明るい屋外中心ならAPS-Cで十分満足できるケースが多く、ドーム中心なら高感度に強いフルサイズの安心感が効いてきます。

一眼レフとミラーレスどっちがいい?

カメラには大きく分けて一眼レフとミラーレスがありますが、これから新品で買うならミラーレスをおすすめします

現在、主要メーカーの開発の中心はミラーレスに移っており、新しいレンズや被写体認識AFのような新機能もミラーレスを前提に展開されています。野球撮影と相性の良いAF・連写性能の進化を受け取りやすいのはミラーレスです。

一方で、一眼レフやそのレンズは中古市場に豊富にあり、価格もこなれています。「まず安く試したい」という場合には、中古の一眼レフから始めるのも悪い選択ではありません。ただし今後のレンズ資産の広がりを考えると、長く続けるつもりならミラーレスを選んでおく方が安心です。

予算はボディとレンズの合計で考える

カメラ選びの予算は、「ボディ+レンズの合計」で考えるのが良いでしょう。ボディに予算をかけすぎてレンズが買えなくなると、そもそも選手まで届かない写真になってしまいます。ボディをAPS-Cに抑えて、浮いた分をしっかりした望遠レンズに回すというのも賢い選択です。

買う前にレンタルで試すのもおすすめ

カメラは決して安い買い物ではありません。「買ってから自分に合わなかったらどうしよう」と不安な方は、まずレンタルで試してから決めるのも良いでしょう。実際に球場へ持ち込めば、AFの追従や暗さへの強さを自分の目で確かめられます。

GOOPASS(グーパス)

初心者からプロ仕様まで豊富な機材をそろえるレンタルサービスです。1泊2日からの「ワンタイムプラン」と月額制の「サブスクプラン」があり、用途に合わせて選べます。最短当日発送に対応しているのも便利です。

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無理のない予算で気軽に撮影を始めよう

カメラ選びは見るべき項目が多く、難しいと感じる方も多いと思います。今回解説したポイントや自分がよく撮影する場所をしっかり押さえれば、自分の撮影スタイルに合ったカメラが見つかるはずです。ただ、性能を求め過ぎるとカメラはどんどん高額になってしまいます。まずは撮影を気軽に楽しむのが大事なので、無理のない予算から始めてみましょう。

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